本日は自分の誕生日。
なので、何故かプロセカやゼノブレイドクロスについて。
烈火/ULTRA C
本日誕生日に発売されたプロセカの「烈火/ULTRA C」。
烈火はblenderみたいに、4人のメンバーの声が徐々に重なっていくパートが1つある。この部分が好き。
blenderは冬弥、烈火は杏のイベント曲であり、こはねと組んでいた杏のViVids、彰人と組んでいた冬弥のBAD DOGS、この2つのユニットのメンバーのイベントそれぞれで、4人の声が重なる部分があるというのは非常に感慨深い。
ULTRA CはRAD WEEKENDの伝説の夜を、Vivid BAD SQUADが超えた際の曲。
ビビバスの物語に一区切り打つ印象的なもので、歌詞にもあるように燃料爆発。
これで伝説の夜を超えたことで不燃気味になってしまうのだが、彰人は世界を目指す決意をして再び燃料に火をともす。その時の曲が「フューエル」なので、ULTRA Cとフューエルには密接な繋がりがあると思える。
次のお目当て曲リリースは、4月16日のニーゴの「エンパープル/化けの花」。
どちらの曲も非常に好み。
その翌月からはセカイアルバムのvol.3がニーゴから発売されていくので、4月以降はプロセカの楽曲購入が続く。
特に、ニーゴのセカイアルバムに「Bad Apple!! feat.SEKAI」が収録されると発表された時はかなり驚き、嬉しかった。
アンチユーがかなり好きなので早めに発売してほしいなと思う次第。
その前に、念願の「白い雪のプリンセスは」を含んだモモジャンのセカイアルバムが6月11日に発売されるわけではあるので、絶対遠い発売日なんかに屈しない。
ゼノブレイドクロスDE
新しくPV等が出ていたので色々と考えてみる。
消失現象
全てを飲み込み消滅させていくといわれる「消失現象」が、グロウス達を倒した後に発生。
これと後述のゴーストに纏わる新ストーリーが『クロスDE』で最も注目すべきポイントだろう。
『3』ではアイオニオンにて「消滅現象」と呼ばれる現象が起きていた。
これは、相反する性質で構成された巨神界とアルストの衝突によって発生するもので、衝突したものは光となって消滅する。
原理としては物質と反物質の衝突だろう。(巨神界とアルストのどちらが物質でどちらが反物質なのかは不明。そもそも2つの世界を物質・反物質ととらえてよいのかどうか)
アイオニオン内で黒い霧が充満している場所は消滅現象の予兆のようなもので、消滅現象が発生した跡には「アンノウンマター」と呼ばれる物質が生成される。(DLCヒーロー「マティア」のヒーロークエストにて)
また、巨神界の生命とアルストの生命の融合現象「インタリンク」がヒートゲージの限界を超えることでも、消滅現象は発生する。
一方、『クロスDE』の消失現象は、物質は飲み込まれて消えていき、現象が起こった場所は光すら残さない。
こうした形から、『3』のアイオニオン内で発生した消滅現象や巨神界・アルストの衝突とは明らかに別ものであると考えられる。
さらにいえば、形すら残さず消すメツの能力とよく似ている。(生命体に被弾した場合はマンイーター時のニアの細胞活性化能力によって再生可能。生命体以外に当たった場合は消えたまま(モルスの断崖が例)。クラウスはゲートの力で維持されているからかメツの攻撃自体が通用しなかった)
先の記事で、
- 惑星ミラはクラウスの相転移実験失敗によってゲートの力で、巨神界とはまた別の次元に生まれた星、次元なのでは?
- 惑星ミラは他の星の物質等を引き寄せるので、ゲートに似た特性を持っていたり、アルストのゲートの存在によってミラも存在するのでは?
- グロウスとの戦いの後、セントラルライフが破壊されたはずなのに地球人が生存し続けられている。これはアルスト側で世界樹(第1タワー・ラダマンティス)や第一低軌道ステーション・ラダマンティスがゲートに維持されていたことと同じで、ゲートの維持能力が作用しているのでは?
という考察めいたものをしていた。
今回の消失現象は、アルスト側のゲートがクラウスと共に消えていったために、アルストにいたゲートとほぼ連動する形で動いていそうな惑星ミラも消滅を始めたのでは?と考えるが、実際はどうなのだろう。ゴーストも機関的な面からゲートと何かしら関係はありそうな感じがするし。
ただ、光すら残さない消失という面であるならば、反物質コアを持つゴーストと、ゴーストを形成するダークマターが関与している可能性が高い。
一応、ミラの消滅によって白鯨で地球に戻れば、オリジンによって再生された『1』『2』世界と合流できるはずではあるが…。
異星生物ゴースト
ゴーストは「『クロス』で戦う異星集団グロウスと敵対する宇宙生物」「地球を飛び立った白鯨を襲撃してきた」、としか語られていなかったが、『クロスDE』の追加ストーリーで本格的にゴーストが登場し白鯨組と戦うことが明らかになった。
先の記事でも述べた通り、エルマが地球に訪れた際などに搭乗していたアレスの名を持つドール各種の容姿はゴーストと酷似している。恐らくアレスはゴーストを参考に作られているからだと思われる。
そして、『3』で登場したウロボロス各種の容姿とゴーストの容姿は非常に似ている。
先の記事では、地球にエルマが訪れた際、ゴーストやアレスのデータをトリニティ・プロセッサーに投入しており、デバイスの設計やアイオニオンでのウロボロスパワーにて、ゴーストやアレスのデータが用いられたのでは?、という考察をしていた。(カラーリング的には、ケヴェス主導時のウロボロス(ノア・ユーニ・ランツ)はゴースト寄り、アグヌス主導時のウロボロス(ミオ・タイオン・セナ)はアレス寄りのような感じで、いずれの主導時にもゴーストやアレスのダークマター部分の意匠が含まれている)
ゴーストがミラに現れたと同時にアレスも再びエルマ達の間に現れたという展開があるようなので、ここでアレスとゴーストの関係性、ゴーストの正体や目的も明らかになるのかもしれない。
個人的な見方では、ゴーストとは「宇宙の平穏を維持するための宇宙警察的な生物軍団」なのではないかと思う。
そうであった場合、ダークマター技術によってウィータなどを使役し宇宙支配を目論むグロウスの存在など言語道断であるため、太古よりグロウスを殲滅対象として認識していたと考えることができる。
同じように、恐らくダークマターを利用していると思われる「DM機関」を搭載した白鯨及びそれに連動するドールの存在も宇宙に害を及ぼすと判断してゴーストはミラに出現し、白鯨やドール、これらを作った生命体達を根絶やしにしようとしている可能性がある。
そうなると、DM機関やゴーストの機関と酷似した、ゲートの力を受信する限り無限に活動できる「スレイブ・ジェネレーター」を搭載したデバイス及びそれを開発した人類(デバイスを設計したトリニティ・プロセッサーを作ったのも人類)も抹殺対象となるはずなのだが、クラウスが相転移実験失敗を経て世界の再生、アルスト形成、アイオーン撃破に至るまでの間、ゴーストは一度も地球へ進撃してきていない。
もしかしたら、クラウスが存在し続けていた間にアルストに居続けクラウスと世界樹を維持させていたゲートが「世界を再生させる罪滅ぼしをこの男にさせるから手出しはするなよ」的な意味でゴーストの接近から守っていた可能性があるのかもしれない。(体感的にゴーストよりゲートの方が強大なのでは。また、ゲートがクラウスを維持し続けた理由にもある程度なる)
なお、アイオーン撃破後のゲート消失後はデバイスのスレイブ・ジェネレーターなど機能するはずもない(だからメツ撃破後に地上のガーゴイル・デバイスや成層圏のセイレーン・デバイスが全停止した)ので、この時点でアルストはゴーストのターゲットから外れたはず。
相転移実験失敗前はサルワートル(反政府軍)と統合政府のゲートを巡った戦争でデバイスを大量に用いていたため、この時点でゴーストはグロウスとの戦いで地球に接近した際、グロウスだけでなく地球人類やデバイスも殲滅しようとしていた可能性がある。
「DM機関」搭載の白鯨がゴーストに襲撃された理由が恐らくこれなのではないか。
ちなみに、反物質コアを持つゴーストにデバイスが勝てる要素があるかどうかというところは不明。デバイスに勝てる要素がないのであれば、クラウスがゲートを用いた相転移実験を行わなければ地球はゴーストに殲滅されていたのかもしれない。
或いは、ゴーストのターゲットはダークマターを扱うもののみに限られているのかもしれないが…。
因みに、アルヴィースの管理する巨神界次元にはそんな超常的エネルギー機関は存在せず作れないので、クラウスの半身・ザンザがこの世界で何をしようがそもそも端からゴーストの殲滅対象にならなかった、という見解。
ただ、ミラとゲートの関係考察が正しかった場合、巨神界・アルスト・ミラは一応ゲートで繋がっていることになり、ミラの特性で巨神界のザンザが作ったテレシアを引き寄せ、そのテレシアが霧乃獣の時のようにゴーストを対策できるような活躍があるなら面白いが、どうなるだろう。
仮にこのゴーストに関する予想が正しいのであれば、オリジンによって再生された世界はまだゴーストの標的にはならないだろうが、白鯨がこの世界に戻ってきて、巨神界・アルストの技術に加えて旧世界の技術が加われば、ダークマターを用いた画期的機関による新文明が築かれ再びゴーストのターゲットにされるのかもしれない。そうなった場合、『1』『2』『3』『クロス』vsゴーストみたいな構図になり、宇宙警察的生物に自分達の未来へ進む道を示してシリーズを終えるのだろうか。
今後のゼノブレイドシリーズの舞台に求めるもの
オリジンで再生された世界に『1』『2』の者達と、『3』オリジンで示されたシティーで生まれていた者達、そして『クロス』で惑星ミラから白鯨で再生世界に戻って来て合流してほしいなと思う次第。例えそれでゴーストの殲滅対象に指定されるとしても。
アルストがラダマンティス自治州に位置していたので、巨神界と白鯨が残るアイアコス州、ミーノース州に位置してくれれば世界としては綺麗に収まるような感じもする。
つまり、1つの星に巨神界、アルスト、シティー、旧世界の人間(白鯨組)が揃ってほしいという感じ。
『1』のアルヴィースが最後に述べた「様々な種族が手を取り合って生きていく」という展開を、
- ザンザやメイナスが生んだ生命 / 巨神・機神の文明
- クラウスが世界再生のためコアクリスタルから生み出した生命 / 巨神獣・ブレイド・ドライバーの文明
- 旧世界の生命+異星先住民達 / 異星人技術を取り込んだ文明
達が交流していく形で実現してほしいと願う。

ヒカリとレックスの子供は未だに出てきていないし(ニアとレックスの子はニア、ホムラとレックスの子はカギロイとして登場済)、トリニティ・プロセッサーのうちメツだけが未来視・因果律予測といった計算機能を演出していないという点があるので、これらをすっ飛ばすという展開は考えにくい。
そもそも、『2』でアイオーンと共にレックス一行に敗北して消滅していったメツの復活の経緯などを今後の作品で明かすと、「アイオニオン・モーメント」(『3』の資料集)で述べられているわけであるし。
何より、『2』の世界のその後の仕組みが分かっていないというのも捨て置きできない。
クラウスの最後の手向けによって、「命の記憶の循環」機能で成り立っていたアルストはどのような変化を遂げたのかという点は、2つの世界の交わり以前にしても、オリジンによって再生された後にしても、やはり描写されて然るべきだろう。
「命の記憶の循環」機能の変化以外にも、
- 機械思想のスペルビア帝国・自然思想のインヴィディア烈王国の太古から続く犬猿の仲による戦争問題は領土問題を解決してもなお続くはず(旧アルストで2国の衝突を強大な権力と武力で抑えていたアーケディア法王庁はもう無い)
- スペルビア帝国の植民地だったグーラ領はどうなっていったのか
- 軍事・政治面で圧倒的な力を持っていたアーケディア法王庁の消滅は全国にとって大きな影響を及ぼすはずであり、マルベーニが500年前から政策で受け入れていた難民達はどうなるのか
- ルクスリアは英雄アデル伝説を改竄した(アデルの子孫ではなく、反アデル派・ゼッタの子孫だった)うえでアーケディア法王庁に脅迫されていたという事実がありながら鎖国解除に踏み切った
など、新アルスト以降時において問題は山積みである。
その混沌とした新アルストでニアが女王になるというのは相当難しいことであろうし、なんならその未だ「人の業」が渦巻いていそうな混沌時代の中で次元の亀裂や霧乃獣の発生事件まで生じてくる。
(巨神界のその後は『DE』のつながる未来にて描写されている)
さらに、『1』『2』『3』のそれぞれの世界で最上位管理者として君臨していたトリニティ・プロセッサー(ホムラ・ヒカリ、メツ、アルヴィース・エイ)が、オリジンによって再生された世界、そしてその後ではどのような役割を担っていくのかというのも非常に気になる。
『3』でクラウスに纏わる物語を終わりにしたのは、クラウス(とザンザ)が生み出した世界の話に終止符を打つためで、そうして騒動の終わった世界に、クラウスの世界とはあまり関係のない『クロス』を合流させる意味があるからなのでは?とも今は思っている。
ただ、『クロス』が『1』『2』『3』と合流するのかは現段階では分からないし、『クロスDE』の新ストーリーでそうなるか否かは明らかになりそう。