時空分家(一次創作)

完成版は下記ページにて。

夏空わかな・春空なずな、秋空みなの3人組。
この3人を含むイラストは初のはず。
「夏の想い出」ということで浴衣ベース。
あくまで今回のメインはわかな、ということで夏基調且つわかなを中心に。
「誰かに会いに行って祭に行こう」ということで、まだ見ぬ新キャラの下へ皆(3人)で行こうといった方向性のイラスト。
その新キャラがこの3人とどのような関係があるのかはまた後程。
いつも冷静なミーナが割とお祭りムードみたいなものを醸し出しているので、こういった一面を見せるのも珍しい。
作画にあたっては、わかなは女の子らしいポーズ、なずなは元気のある感じ、ミーナは冷静といった具合。
ミーナは普段背にある剣を腰に据えさせるという変わった見せ方を。
わかなの装飾は今後の展開に関するものが幾らか。
なずなに関しては普段が軽装好みなので何を持たせるかということで色々考え、小さなリンゴ飴(およそ舐め終わって小さくなっているもの)あたりが妥当かなと。
その他、ミーナに狐面を被せたりなど色々変更点があったり。
キャラデザ(一部)的なもの
今回はストーリーはお休みで、キャラデザに関して。
夏空わかな

デザインの方向性としては「女の子よりも女の子らしく」。
なので性格だけなく容姿体型もそのように女性寄り。これに関しては設定と紐づけしてる。
一目でわかる女性寄りにする術として、尻を大きくしようということに。全キャラ中最大。
髪全体の形状としては「リボン」をイメージ。
ウェーブになっていたり巻いている部分があったりといったところはそうだし、全体のシルエットとしてもそうなるように概ねデザイン。
ただ、リボンデザインにおいて露骨な蝶々型などは用いておらず、あくまで自然な形状(ほどけているリボン)で留めている。
その他、わかなが好みのリボン・レース・フリルといった装飾を服に多用することでより女の子らしさを強調。
尻が最大クラス故に下半身にかなりのボリュームが出るので、髪を外側に向けることでシルエットベースでバランスを保つようにしている。
髪色は明るめの茶色。
好む服が白ベースで桃・水色・黄を添える場合が多いキャラなので、重めの色を髪に持ってきている。
(夏の)日差しにあたるといい感じの色になれるというのもある。
前髪のワンポイントに明るめの大きな毛があるのもポイントの一つ。忘れないように着色。
今にして思えば無意識にメッシュになったという感じ。意図的にメッシュとしてデザインしたのは後述のなずな。
体力が全くないことから眼は垂れ眼気味、口は大きく開けない。
また、肌の色は双子の姉あおなと並んで全キャラ中最も明るい(白め)。
以前の記事でも触れたが、全キャラ中で手が最も小さい。
イメージマークは星型で、これもちゃんとストーリーに関係してくる。
秋空みな

秋のお月見イメージで月要素を多め。服、武器など至る所に。イメージマークも三日月型。
髪も例に漏れず、全体的は満月気味で、ところどころに三日月に近い形状を加えている。
おでこのハネ毛や目にかかる毛も三日月等をイメージ。
一族でも珍しいショート系ヘアーで特徴を持たせる。
髪色が緑寄りという面に関しては、紅葉が紅くなる前の状態を意識。これは姉のもなも同様。
戦闘・暗殺要素を強めのキャラクターにするため、忍者ベースでデザイン。
月(月光)と合わせて「夜」のイメージを強くし、忍者装束も紫基調。動きやすいように軽装を意識。
戦闘重視でアクションをするので、動いた際に映えるような衣装にしている。長いマフラー辺りは特に。
結構冷めた(ドライな)性格をしているので眼は半開きに近い形に。
眼球に関しては他と違って結構丸め。秋空家が時空にかなり近い存在なので差別化で形状を変えている。
ということは、時空も眼球は丸に近い形状なのかも。
爪の紫色は毒イメージ。秋空家特有の生まれつきのものなのでネイルではなく、もなも同様。
前にも掲載した武器の設定。
月や紅葉をイメージしている。

春空なずな

春モチーフにしては割と攻めているデザインだと思う。
まず、春の嵐(エネルギッシュ、超アクティブ系)の方向性のキャラなので、肌は褐色。
これは生まれつき設定。なので日焼け跡のようなものは一切無し。
髪色に関しては春モチーフだとピンクになりがちだが、春の「藤の花」をイメージして紫に。
ただ、藤の花の色まんまにすると褐色肌に負けるので濃い目の紫にしている。
そこから情熱・エネルギッシュ的な赤色のメッシュ。
そのうえで春イメージのピンクを桜型カチューシャにもってきている。
そもそも服のデザインにピンク主軸を持ってくると決めたので、髪でピンクを主張しないことになった。
髪型は一応まとめてはいるものの、元々癖毛が強いので色んな部分でハネているという具合。
お風呂上りとか寝起きはとにかく髪の毛が凄いことになっている。
爪の水色は桜が舞う青空イメージ。春空家特有の生まれつきのものなのでネイルではない。
服の方向性としては、過去のイラスト記事で触れた通り。
従来はヒーロー路線カラーで赤・青・黄配色の予定だったが春イメージではかなりキツいので、柔らかめに抑えて桃主軸で水・黄を添えたパステルに落ち着いたという形。
ヘソ出し、ノースリーブ、タイトスカートなどで活発さ、春の嵐を表現。
口の形状は桜餅をもにゅもにゅ食べそうな感じにした。もにゅもにゅ。
眉の反り具合は割と自由気味。通常形状にも反り形状にもなる。要は表現・感情がかなり豊か。

装飾のように多く設けられている丸状にまとめている髪群は春の「団子」イメージ。
三色団子、串団子など多めの団子という感じで丸い装飾も多め。
イメージマークは桜の花びら。
水色を含むパステル配色で、且つなずなの頭文字イニシャル「N」の要素を含む。
デザインにおいては「シルエット」も重視。

上記イメージの通り、シルエットでもある程度の特徴を認識させ、服無し状態のシルエットでも「このキャラはコイツ」と大まかに認識できるようにしている。
わかなの場合、リボンのようなデザインの髪が外側に見えるようにしており、ミーナであれば大まかに丸(月形状に近い髪型。
なずなはボリューム量がとにかく多い滅茶苦茶なヤツ。
当然、シルエットだけではなく各種造形や衣装の設定も大事ではあるが。
そういった意味でも『ベイブレードバースト』のキャラデザは秀逸かなと思える。
お気に入りの白鷺城ルイ辺りはシルエットで一発で彼だと分かるので。