金鹿の学級編ことクロードルートも終えた。
前回のストーリー進行は去年の年末ということで約1年のブランクがあったが、青獅子、エーデルガルトルート、先生ルートと進んできて何とか全ルートを終えることができた。
4周目?という表記は、支援会話回収をしていて1ルートあたり2周しているため。
ルート毎の2回目は最早作業感全開なのでカウントはしなくていいか…という感じ。
クロードルートそのものに関しては、青獅子の学級編+先生ルートといった感じ。
グロンダーズ会戦、シャンバラと凝縮してくれている。
そしてこれまでの3ルートを経ても謎に包まれていた闇に蠢く者(アガルタの民)やフォドラの歴史など、殆どが解明された印象。
フォドラ解明という面と最終決戦は全ストーリーの中で最も好き。
それが理想的なエンドかと言われるとまた別だが。
青獅子の学級編の支援会話回収の際に、ディミトリのダメージを見て「カンスト出せそう」と感じてしまったのが運の尽きで、青獅子でカンストを出してしまったことで、初プレイの金鹿の学級編でも執拗にストーリーボスなどでカンストを狙うようになってしまった。


高難易度や周回とはまた違った斬新さがあって、楽しめたことは楽しめたが。
というよりこれで、風花雪月の役に立たなさそうなシステムから役立つ仕様まで割と詳しくなってしまった感じ。
金鹿の学級編
割とフォドラの歴史や謎に突っ込んでくるので、必然的に他ルートで明らかになっていることを復習しながらになる。
他全ルートをプレイしていて良かったなあ、という感じ。
長いので第1部を前編、第2部を後編として記事を分割している。
第1部

ストーリーの進行の仕方は他ルートと同じ。
しかし合間合間の会話はかなりフォドラの謎に足を踏み入れようとしていることが窺える。
着任早々リシテアちゃんに期待されちゃう。


自由人なクロード。
エーデルガルトやディミトリでは絶対にやらなさそうなことをやってる。

真面目なリシテアちゃん。ほどほどのヒルダ。


そういえばそうだな…。

赤き谷ザナド(コスタス)
赤き谷ザナドについて疑問を抱くクロード。
黒鷲編のエーデルガルトはこの地を大方知っていたようだが、クロードは何も知らないながらに疑問を持つ。
青獅子のディミトリは何も知らずに素通りしていた。


ザナドに関しては先生ルートでレアが語っているが、ザナドとは神祖ソティスの眷属が住んでいた土地らしい。
その眷属が盗賊ネメシスに皆殺しにされて血に染まったから、赤き谷と呼ばれている、はず。


因みに、ザナドの民の別名は「ナバテアの民」とも言うらしい。
先生ルートの白きものにセテスをぶつけるとセテス自身がそう言っていた。

ロナート卿の反乱
雄の遺産や紋章の血にも興味を持っているクロード。


クロードはパルミラ人とフォドラ人のハーフ。
母親がレスター同盟の貴族(リーガン家)の娘で、父親がパルミラ人。
フォドラ以外の血が混じっている唯一の級長となる。(アドラステア帝国のエーデルガルトは純フォドラのフレスベルグ家、ファーガス神聖王国のディミトリも純フォドラのブレーダッド家)


神祖ソティスが関与していないパルミラ人の血(フォドラの外の人間)にも混血で紋章が宿るらしい。
なんかこえーな…。

純フォドラ人に女神の血や紋章の血を与えることで紋章を得るということは、主人公の父ジェラルトがレアにされたこと(先生ルートのレアの言葉)で証明されているが、フォドラの外の普通の人間にもそれが及ぶとのこと。


女神再誕の儀
天帝の剣を入手するシナリオ。
楽観的な生徒が多い。


聖廟で天帝の剣を手に入れた後。
ネメシスの持つ炎の紋章と天帝の剣にも着目している模様。ザナドの件然り、レアによって隠蔽されたフォドラの真実を掴もうとしている様子。


マイクラン&破裂の槍
この時点で、別ルートでは2部から登場していたジュディットが登場。
クロードの祖父のリーガン公(フォドラ人の母親の父)が危篤の状態らしい。


ジュディットはダフネル家の者。
ダフネル家は聞いたことがある者が殆どだと思うが、ガラテア家のイングリットの持つ「ダフネルの紋章(英雄の遺産はルーン)」の名でフォドラ十傑「ダフネル」の子孫。
ファーガス神聖王国から分かれた同盟のダフネル家から内紛でガラテア家が分家し、ガラテア家はファーガス神聖王国に戻っているという形。(こういう経緯からか、ガラテア家は貧しいファーガス神聖王国の中でも特に貧しい家)


とはいえ、ガラテア家のイングリットはダフネル家のジュディットと面識があるわけではない模様。


そしてマイクラン戦。
クロードの中ではまだ、英雄の遺産と紋章の関係がよく分かっていない。


マイクランが魔獣化したシーン。
クロードは紋章を持たない者が英雄の遺産を使うと魔獣になるという仕組みを知らなかった模様。

マイクラン討伐後。
クロードはマイクランが抱いていた苦しみの一端を読み解く。
マイクランはファーガスのゴーティエ家の跡取りとして生まれたが紋章を持っておらず、後に生まれたシルヴァンがゴーティエの紋章を持っていたため、北方国スレンと対峙すべく紋章と破裂の槍を重視していた家の中でぞんざいな扱いを受けるようになり、自分から全てを奪ったシルヴァンや紋章至上主義の社会を強く憎んでいた。


そうした話をしている中へ、なんとトマシュ(ソロン)が話に入ってくる。これは正直驚いた。
ネメシスが邪に染まる云々はレアの偽ったデマではあるが、英雄の遺産を持って邪に染まってしまう、遺産を使い続けて魔獣になった英雄が存在しているというソロンの話は事実で、これはマリエンヌの先祖であるモーリス(獣の紋章、遺産は「ブルトガング」)が該当している。




そのうえで、ソロンは英雄の遺産やフォドラの負の部分が意図的に隠されているということも語っている。
ソロンは闇に蠢く者(アガルタの民)の一人なので、自分達が知る真実が隠蔽・改竄されていることにはかなりの怒りを感じているのではないだろうか。


クロードも教団やレアを怪しみ始めるようになる。


事実、先生ルートでレアとペアエンドになった際、レア(セイロス)自身がフォドラの歴史を隠蔽・改竄してきたことを自白している。
平穏を守るためと述べているが、実際にはその隠蔽の上になりたった紋章至上主義をはじめとした政策によって、先述のゴーティエ家のマイクラン、旧バルテルス家のメルセデス&イエリッツァ(エミール)、フレスベルグ家のエーデルガルト、コーデリア家のリシテアちゃんのような犠牲者は出ており、フォドラ全土に争いを巻き起こす結果となっている。








こういったレアの一面をアガルタの民が知っているためか、ソロンは「これ以上調べると危険」ということを忠告していく。
アガルタの民からすればフォドラ人がレアに殺される、つまりフォドラの生物同士で同士討ちをしてくれても一向に構わなさそうなものだが、クロードに対してはこういった助言をしている。
クロードがパルミラのハーフだからか…?


直後、エーデルガルト登場。
互いに自分の夢を叶えると言い放って別れていく。
エーデルガルトは、レア(セイロス)がアドラステア帝国を作ると共に、フォドラに蔓延させられた紋章至上主義による腐敗した貴族制度を完全に破壊すると共に、フォドラの中央からフォドラを一神教で支配するセイロス教という女神(獣)を崇める宗教を抹消し、人間が自分の力で道を進み生きていける世界を作ろうという夢を抱いている。
では、パルミラとフォドラのハーフであるクロードは何を…?


フレン救出


進むのもだるいので、行軍の指輪を回収して壁越しで死神騎士を処理。
(支援会話のため青獅子を3周、黒鷲を2ルート分で4周しているのでもう真面目に進軍する気がない)
普通に運んでね。


グロンダーズ鷲獅子戦
それは青獅子編の第2部でエーデルガルトがやってきた戦術。

そこへヒルダを送り込もうとするクロード。


ネズミにビビるエーデルガルト。
エーデルガルトルートの主人公との支援会話で、アガルタの民の実験台にされてた頃に大量のネズミを見て以来ずっと苦手だということを既に知っているので、ここでこういう会話で別視点から認識させてくれるのは上手い。




勝利後。


人格者のセテス(フェリクス、ヒルダ、ベルナデッタ、ツィリル等との支援会話等を参照)には褒められたい。
しかしレアが喜んでるのは主人公が活躍しているからではなくソティスの器が成長しているからなんだろうなあ。

クロードは天帝の剣の力を使いたがる。
恐らく「夢」のためなんだろうが…。

紋章石の謎にも触れてくる。
紋章や紋章石には、通常の人には考えられない超常的な力があるのでは、とも。




そして、英雄の遺産によって魔獣化する際、それは英雄の遺産に埋め込まれている紋章石から発せられた物体で人間が覆われているとも。


そのうえで、書庫にあった「白きもの」の図を出してきて、白きものにも額に紋章石があるという。
第1部内のストーリーで白きものについて触れるとは、ソロンに続く驚き。


因みにエーデルガルトルートや先生ルートで対決する「白きもの」(レア=セイロス)。
「セイロスの紋章石(真セイロスの紋章石)」というものが、額にあるということになる。


そして、クロードの考えではこう。
紋章石は本来、人が獣の姿になるためのコアの役目があり、英雄の遺産はその獣になる力を武器という形にしたもの、と。
但し、先に述べておくならばこれは間違いであり、クロードルート第2部最終章で真実が明らかになる。
現時点でこれまでのルートで明らかになっていることとしては、主人公の心臓には炎の紋章が埋め込まれており、この炎の紋章はネメシスがソティスの亡骸から奪い天帝の剣に収めていた女神ソティスの心臓。
つまり他の紋章石は……?


そう話しているとセテスが登場。
白きものの図に驚き、マッハの速度で隠蔽開始。




そしてセイロス教団(という、たかだか一つの一神教)が明らかに紋章に関する秘密を隠匿していると、一層怪しむクロード。


先生ルートの最終決戦で分かることだが、セイロス教団では枢機卿という要職に就く者に対し、セイロスの血と聖なる紋章石の欠片を与える儀式を受けさせることで、セイロス教に絶対服従をさせている。(ホントに碌でもねえ宗教だな…)




そうした儀式を受けた枢機卿達は、白きものの眷属「白き獣」になる。(ソティスの眷属がレア達ナバテアの民という獣で、枢機卿はさらにその獣の眷属、下僕に成り下がっているという形)
クロードが睨んでいる英雄の遺産(破裂の槍)に埋め込まれている紋章石によるマイクランの魔獣化と、レアが枢機卿達に与えた聖なる紋章石によって白き獣になる原理はほぼ同じだろう。

これらの事に関しては、主人公の秘密にも関係していると既に踏んでいるクロード。
恐るべし。

主人公の正体についても、先生ルート及びDLCストーリーで既に明らかになっている。
先述の通り父ジェラルトはレアの血をその身に宿されているために長年経っても容姿に変化がなく、母シトリーはレアがソティス降臨のために作った器の一つでしかなく、そしてレア自身曰く”失敗作”。
そんなシトリーを愛していたのが、DLCのアルファルド。




そして主人公はこの2人の間から生まれ、レアは主人公さえもソティスを降臨させる道具と見なし、生まれたての主人公の心臓にソティスの心臓=炎の紋章を埋め込んでいる。
天帝の剣の紋章石がない理由、主人公が天帝の剣を使える理由はこれにあたる。




ルミール狂乱戦
トマシュ(ソロン)がいることに驚くクロード。
書庫でやり取りした経緯があるので、他ルートよりも自然な感じがある。


課題終了後。
先が読めすぎているクロード。


純粋リシテアちゃん。

他ルートと同じく、5年後に会う約束。


女神の塔イベントはいつも通りリシテアちゃん。


ジェラルト死亡~先生覚醒
クロードの信教感。
セイロス教という宗教の歪さが改めて分かる言葉。




癒され。

癒され。

クロニエとソロン撃破後の会話。
核心にどんどん迫っているクロード。


聖墓の戦い~1部最終戦


もう流石に気づくよねー。

次回作『万紫千紅』でも出てくる玉座。

炎帝vs道化師。


紋章石の「使い道」について考えるクロード。
先の事を知っている身としてはこう突っ込んでくるのは好き過ぎる。



どんどん踏み込んでくる。
エーデルガルトはフォドラ原初のフレスベルグ家に伝わることの他、アガルタの民から教えられてることと教えられてないことがある。
一方何も知らない(というよりアガルタの民により意図的に何も知らされてない)のがファーガス神聖王国。


戦乱の幕開けの際。
クロードは全てを知りたがっている。




獣が支配する一神教のセイロス教会につくか、その獣を崇める宗教を破壊する帝国につくかの二択を選択させられる。
猶予としては2週間あるので、そのうちに決められず迷い続ける者は流石に愚者としか言いようがない。


そしてここから、クロードは先生ではなく「きょうだい」と呼びたがる。
エーデルガルトは師(せんせい)、ディミトリも先生で、これは全ルート共通だが、クロードだけはこのルート限定で主人公のことを「きょうだい」と絆の繋がりを強める意味で呼ぶ。


お互い言葉遊びがお得意。流石、国や同盟のトップ。


ガルグ=マク大修道院の外壁。
『万紫千紅』で何か関連するものが出てくるかもしれない。

支援会話
リシテアちゃん & クロード
子ども扱いしまくり。



ヒルダ & クロード
クロードの母はナデルをボコボコにのしたらしい。


レオニー & クロード
宗教観の違い。
フォドラは女神を崇める一神教のセイロス教だが、その他の国では当然違う。




ローレンツ & クロード
価値観の違った二人が仲を深めていく。
エーデルガルトルートのヒューベルト&フェルディナントみたいな感じ。


バルタザール & クロード
クロードの母「ティアナ」を知っているバルト。
バルトの両親もクロードのように苦労していたらしい。




お金はちゃんと返そう。


アネット & クロード
フェリクスの支援会話以来の歌。
どこどこどーん♪ではなくも~ぞもぞ♪


フェリクスと同じく、歌の虜になったクロードは歌詞の考察を始める。


歌のバリエーションは他にもあり。
中にはフェリクスの支援会話でも見かけたようなものも。
(フェリクスに聞かれた際、恥ずかしく無いような熊狩りの歌にしておけばよかった、と言っており、進んだ支援会話でも地下牢の歌にしておけば~とも。)


イングリット & クロード
だらしないクロードに対するイングリットが母親か何か。
いい加減な幼馴染(フェリクス、シルヴァン)と育ってきたイングリットなので仕方がない。




お互いを良くしようと無理をしたらこうなった。


元通り。


フレン & クロード
ま!ま!興味津々ですわー!!いけませんわー!!!


セスリーンとキッホルの謎を暴こうとするクロード。


バレましたわー!!


まーーー!!!!


後編
第2部は下記記事にて。



