相変わらず落選続き
- ニンテンドーストア1回目 <落選>
- イトーヨーカドー <落選>
- Amazon1回目 <落選>
- ポケモンセンターオンライン <落選>
- Amazon2回目 <落選>
- ニンテンドーストア2回目 <落選>
- majica1回目 <落選>
- ゲオ <落選>
- ブックオフ <落選>
- TSUTAYA1回目 <落選>
- Amazon3回目 <落選>
- 地元の店 <落選>
- ニンテンドーストア3回目 <落選>
- Amazon4回目 <落選>
- 駿河屋 <落選> (←発売日当日追加)
現在14連落選中。→15連落選中
流石に酷すぎる。気が滅入る。年内入手すら無理なのではと思えるほど。
ちなみにmicroSD Expressも入手の目途が立っていない。
問題の原点となる「需要を満たす」発言
前回も述べたが、Switch2に関して任天堂現社長は「十分な需要を満たす」と発言していた。
しかし、SNS報告を見るとどうみても圧倒的に落選者が多く、発売日までに十分な需要を満たすことができているとは到底思えない。
第1回のニンテンドーストア抽選時に現社長が「想定を超える約220万人の応募」と述べていたが、Switchの普及率やアカウント毎のプレイ時間の分析からその程度のことくらいは予想すべきであった。
当初予定していた生産台数で需要を本気で満たせると思っていたのであれば、言い方は悪いが「極めて無能」と言わざるを得ない。
不可能と思っていたのであれば見栄など張らず正直に「発売後もおよそ○○か月ほど相当な品薄状態が予想される」と発言すべきだった。
ユーザーらはこの「十分な需要を満たす」という発言を信じて抽選に応募し当選することを期待していたはずなのに、現実はこの有様。
現行Switchが発売当時に抱えた問題を何一つ解決できていない。これは後述の「転売」に関しても同じことがいえる。
現行Switchの失敗から一体何を学んでいるというのか。
結局「転売」は防げなかった
先述の「十分な需要を満たす」やニンテンドーストアでの抽選、各種フリマサイトとの連携により転売を防ぐことを目指していた任天堂だが、結局転売が横行するような事態になっている。
まず、ニンテンドーストアでの抽選(ニンテンドーアカウント情報を参照する手法)だけに限れば転売は防げていると思う。
恐らく全ての販売店がニンテンドーストアと連携していれば転売が付け入る部分はなかったのではないか。
問題は、先の任天堂現社長の「十分な需要を満たす」という大嘘発言と、家電量販店への対策の甘さ。この2点が現行Switchと同じく再び転売を招く形となった。
これに関してはSwitch2発表当時に書いた記事の「一般販売店は普通に転売ユーザーに利用されることになるのでは」という危惧が的中している。
普通に考えれば分かることだが、販売店が任天堂(ニンテンドーアカウント)との連携が無い限り、どんな販売方法をとっても確実に転売ユーザーの餌食になる。
実際に各家電量販店がとった抽選参加条件は「一定期間までに指定額以上の買い物を行っていること」となっているが、これはどう考えても転売ユーザーが有利な条件となっている。
必要な時に必要なものしか買わない、或いは特定の家電量販店を用いないユーザーはそもそも参加条件を満たせることはそうはなく、転売のためにあらゆる店から大量に買い占める転売ユーザーの方が参加条件を満たしやすい。
1アカウントで複数の本体が当選するという意味不明な抽選を行っているAmazonとかいうところは論外中の論外。
しかし、転売問題の真髄はここではなく、卸売業者が買取業者に直接本体を流して転売しているという問題がある。
SNSでも目撃できるが、発売日より前の段階で卸売業者が大量のSwitch2本体を買取業者に売りつけている。
買取業者も買取業者で、発売日前なのにSwitch2(国内版)を約70,000円で買い取るなどと告知していたりする。買取業者はここからおよそ7万5000~10万円程度でさらに転売するのだろう。
フリマサイトで出品が禁止されていても、SNSでのやり取り等で転売品を販売するのでは。
何故転売ユーザーがここまで横行しているのかとなると、やはり任天堂現社長が述べた「十分な需要を満たす」という発言が大嘘だったと発覚したことと、落選ユーザーが圧倒的に多く、需要を満たせていない現実によるものだろう。
少し調べれば品薄状態であることは明白であり、任天堂現社長の大嘘から「当面の間はSwitch2本体の需要が満たされることはなく品薄状態が続く」ということを読み取って、転売需要が大いにあると踏んで始めているということになる。
そもそも転売行為自体は利益が出ないことが明白であれば行われないし、仮にされたとしてもそれに見合う需要価値がなければ買われない。
しかし、転売業者は利益が出る事を見越してSwitch2の転売に及んでいるし、一般ユーザーもまた品薄状態であることから転売業者から購入に至っている。両者に転売を用いる明確な意味・理由が生じている。
結果として、情けない話ではあるが任天堂側が間接的に転売に火をつけ助長させた、という結果になったと言わざるを得ない。現行Switchの発売当時の状態と何ら変わりがない。
ではどうすべきだったのか?
「十分な需要を満たす」ことがどう考えても不可能な状態の中で転売を防ぐにはどうしたら良かったのか。
これに関しては、全ての販売店と任天堂が連携する、或いはニンテンドーストア以外での販売を一切行わないことが必要であったと思える。
そのうえで抽選において、
- ニンテンドーアカウントのOnline加入歴(海外基準で2年以上かそれ以上)
- アカウントに記録されているゲームソフトプレイ時間の合計(海外基準で1,700時間以上かそれ以上)
を当選ボーダーラインとして決めておく。
販売店に流す場合においては、当選するユーザーに引換券(シリアル)を購入できる権利を与え、その引換券(シリアル)でSwitch2を取り扱う販売店で入手させる。
ここで落選したその他のユーザーに対しては、さらにプレイ時間や加入歴を緩めた上でボーダーラインを再度決定し引換券を抽選によって与える。
しかしこのような連携や家電量販店等に流さないということは到底できるはずはないため、率直な結論としては「需要を加速度的に早急に満たさない限り転売は防げない」に尽きる。
任天堂が「十分な需要を満たす」ほどの台数を用意できていなかった時点で、転売を避けられないことは決まっていた。
需要が満たされるのがいつになるのか分からないが、現行Switchが発売から3か月経過しても品薄状態が続き転売が白熱していた経緯を踏まえると、同じ3か月かそれ未満の期間でSwitch2の需要を満たせないのであれば転売は増えていき現行Switchの二の舞となるだろう。
何故なら既に卸売業者と買取業者が結託してしまっているのだから。
国内版を6万円程度で転売業者が販売していたらそこに手を伸ばすユーザーは間違いなく大多数出てくると思う。
というより、SNSで既にそういった価格で販売する転売業者が存在しており、それは既に完売状態となっているという。
発売後に品薄状態が1か月、2か月と続けばもう転売業者の思う壺だろう。そのくらいの期間で転売によって売り捌ければ大体の利益は見込める。
一般ユーザー側にしても、「いつ当選入手できるのか」「十分な需要を満たすのはいつになるのか」が分からない状態であるので、そのような生き地獄を味わってSwitch2タイトルのお預けを食らうよりも、さっさと転売業者から買ってしまった方が精神的に楽になれるという点がある。
転売業者が利用するのはこの点であり、任天堂はこれを全く考慮できていなかったというのが問題の一つ。
というより、今回に関しては転売業者が買い占めを行って市場の台数を制圧したわけではなく、任天堂側が十分な需要を満たす台数を用意できていなかったことが転売を招いている。
そもそも、十分な需要を満たす台数を発売前までに用意できていない(しかも嘘をついている)一方でSwitch2タイトルやSwitch2Editionを本体の発売日当日からリリースするというのが愚策すぎる。
この状態の中で、大手販売店は店頭販売を行わず抽選を続ける、ニンテンドーストアの当選も見込めないとなれば、転売価格で売りつける転売業者に客は流れていく。水が高いところから低いところへ落ちる自然な現象と同じように。
確かに転売行為は「悪」ではあるが、そうだと割り切ろうとしても人は欲望には勝てない生き物でしかない。理屈では分かっていても感情はそうはいかないのではないか。
予約抽選自体が発売の2か月前から行われているうえに4月の時点の用意台数は殆ど知られており、実質的にはこの発売までの2か月間ですでに「品薄の発覚」「転売ユーザー行動開始」が横行しているので既に現行Switchの二の舞の一端のようなもの。ここから1か月経過すればもう現行Switch発売から3か月経過した時点と同じ。
つまり、予約抽選販売の2か月を経た後の発売から1か月経過する2025年7月上旬までに任天堂現社長の「十分な需要を満たす」言葉通りにほぼ全てのユーザーにSwitch2本体を行き届かせなければ、現行Switchの失敗から何一つ学ぶこともなく同じ失態を繰り返している、といういわば「任天堂の負け」という結果となる。
しかしそれは恐らく無理だと思うので、転売業者の勝利、即ち現行Switchの失敗を全く活かせなかった任天堂の負けになるのでは。
仮に4月上旬までに用意した台数からさらに5~6月の期間内で「十分な需要を満たせる」台数を用意できており、この1か月の期間でニンテンドーストアの抽選を5回くらい行い、1回抽選あたり30万人くらいが当選し、7月に入るまでに配送を完了できるのであれば話は別だが、恐らく無理。
WiiUで大失敗した経験から慎重になっているのは分かるが、Switch2が携帯モードとして活用できる時点で既に大きな需要は確保できるので、ここは強気で生産すべきだっただろう。(仮に据置オンリーなら慎重になって生産を控えるというのは分かる)
果たして、任天堂は転売業者に勝つのか、それとも現行Switch時と同じように大敗するのか。
任天堂がSwitch2の生産体制をどのように敷いて需要を満たそうとしているのかは分からないが、「十分な需要を満たす」という一つの大嘘から始まったこのアホらしいバトル、(ほぼ結果は見え見えだが)どちらが勝利するのか大いに見もの。
いっそ抽選に当選する見込みの人数と、ほぼ全てのユーザーにSwitch2本体が行き届く(=十分な需要を満たす)のがいつになるのかを明記しておいた方がいいのでは。
期間内に用意している、或いは用意できる本体数の実態も把握できるし。
それでたとえ転売が加速するとしても、それは「十分な需要を満たす」ことができなかったのに「十分な需要を満たす」と発言した任天堂側の責任でしかない。

発売後




ただしく回らん 愚図の頭で
天真爛漫!? ほざくな 馬鹿め。
くたばれ 雑魚め。
需要が一番出たのは転売業者と転売ご愛用のフリマサイト。
Amazon等の専用ショップなどでは予想通り10万円近くで売りつける者がいる。
フリマサイトではおよそ上記イメージの価格で転売されている模様。
15回抽選に落選してかすりもしない状態で「複数当選して余ってるので出品」というものが一番腹が立つ。
複数当選というのは先に述べた家電量販店の転売業者に圧倒的有利な抽選参加条件によるものだろう。直近で50,000円以上の買い物なんて転売業者くらいしかしないのでは。